あらためて、ふうらい主婦 

映画と美味と新しいモノ好きの相方と暮らす ふうらい主婦の徒然ブログ

我が家、再始動。

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出発。

 

今月、2年の沈黙を破り、

相方(主人)が再就職。

いや、沈黙はしてなかったかなぁ。

存在自体が騒がしい人だし。

 

定年後に再雇用になり、

その期間もあと2ヶ月、

引き継ぎで国内外を飛び回っている最中に、

相方、人生初の体の不具合を起こした。

・・・これはさすがにビビった。自分の時より怖かった。

その後、本人は何事もなかったように復旧。

生涯薬が必要だけれど、今まで通りの生活でいいそう。

一病息災の時代だし、人間ドック趣味だし、

とりあえずは、一息ついた。

チェック、大事ですよー。

 

1970年代から全力で駆け抜けたサラリーマン・相方。

この際ちょっとゆっくりさせよう。

ドードードードー、まーまー、となだめ、

しばらくはのんびり、

年金と貯蓄で生活していた。

ふうらい夫婦、か。

 

相方、

営業がてら、各地で美味しいものを食べ歩いていた、

自他ともに認める、美食。

以前はお酒もザル状態だったけど、

不具合のおかげで暴飲はできなくなった。

可愛そうだけど、私的には安心。

でも、食べる方は健在。

ずっと家にいると、食費はかかる。

食材にもこだわるし、取り寄せ大好きだし、

毎日3食、おやつもきっちり食べる。

そして、好きなものしか食べない。

で、野菜嫌い。

私の手料理くらいでは、満足しない。

・・・どこのボンボンや?

めちゃくちゃ厄介な人だ。

 

普段の主婦は時間が決まった仕事で、

年中無休。

私は着実に、時間がくると仕事をする。

だけど、相方、

志願した朝晩の皿洗い以外は、

ずっとテレビの前。

最初の頃はあちこち出かけていたけれど、

最近は古い時代劇を見るのが楽しいらしく、

海外ドラマと時代劇を、

録画して見まくっている。

体のためには、適度な運動が必須なのに、

「◯ちゃん(私)のせいで出かけられない」

「ウォーキング行こうと思ったのに行けない」と、

私のせいにして、動かない。

こいつマジ厄介だ。

 

そして、暇を良いことに、

マンションの理事長やら、自治会長やら、

いろんなボランティア仕事を持ってきた。

私は手を出したくない。

でも相方、超の付く悪筆。

書いたものを誰も読めない。本人すら読めない。

ということで、

代筆要員としてこき使われている。

もう、本当に厄介な人だ。

 

相方と24時間一緒の生活。

結婚してから、こんなにゆっくりしたのは、初めて。

厄介な人だけれど、邪魔だと思ったことはない。

楽しい人だ。

我が家は数年前、都心から郊外に引っ越した。

通学に往復4時間かかっていた子どものため、

相方の嘱託期間が正式に決まったのを機に移住。

子どもは理系で、昼夜問わない研究。

一人暮らしという選択肢もあったけれど、

それには本人の生活力と、体力と、

親の資金力が必要。

年金だけだとコスト面で難しいと予測。

当時住んでいた家はなぜか、私の不調を招く家。

全部を解消するウルトラCを考えた結果だった。

私は長年の友達や仲間と離れてしまったけれど、

もろもろ片付いたら、また、

元の場所に戻ろうと思っている。

最後の子ども孝行だ。

 

ちょっと不思議な時間を過ごしていたけれど、

今月から相方の再始動で、

私は再び、専業主婦生活に。

なんだか25年前の

転勤の時と似た感覚だなぁ。

 

で、取り急ぎは、

相方が陣取っていたテレビ前を掃除、

相方が溜め込んだ菓子類を処分、

その合間に、

2年間貯まっていた録画を見ているところだ。

もう、ずーーーーっと

テレビが見られなかった。

和牛くんの出演番組と、

見たかった連ドラと映画が200本超。

去年のM-1もこれから大画面でじっくり見るところだ。

 

相方は目下、研修中だが、

久々の社会復帰で楽しそう。

彼はやはり、外と接触していたい人なのだろう。

毎日、若い人たちとおしゃべりして、

その話を私に持って帰ってくる。

昔からそうだ。

ゴシップはまず私に報告。

でも、2年前の突然の不具合を考えると、

本当に信じられないほどの復活ぶり。

でも、油断は禁物だし、

自己管理が甘い人なので、

私がこっそり管理しなければ。

 

でもまぁ、復帰の理由はそれだけではない。

昨今、年金の話題が多いけれど、

現状でもなかなか厳しい。

普通の主婦から、

これを読んでくれる人に言えることが有るとすれば、

先を見据えた資金繰りを。

住処、教育資金、資産形成。

これからの環境に負けない設計をしておきましょう。

どれも、工夫のしがいがある分野だし。

こういうこと、

我が子にもきちんと教えておかないといけないよね。

生活する、という日々のことだし。

 

相方が退職したときに、

家計の管理を任せた。

頭が鈍らないようにという側面もあるけれど、

元・敏腕営業マンでコスト計算が得意だし、

夫婦共々、分割やローンが嫌いな体質。

反面、相方は散財が大得意。

宵越しの金は持たない家電マニアだし、

買い物でストレス発散するタイプだ。

私はそれを知っているし、

定年までちゃんと働いた相方を

17歳も下の私が押さえ込むのは、無理そう。

実情を体感してもらうしかない。

 

そして相方の今回の再就職。

恐らく、

自分が好きにできる資金の調達のためだ。

相方、株も馬もやるのだけれど、

これ、原資がないとできない。

運動不足の解消と原資の捻出。

おお、理にかなってるではないか。

 

私も体の不具合を抱えていて、

本当は働きたいのだけれど、まだ無理そう。

ホントは私も再始動したい。

申し訳ないことだ。

うちは男家族で、家事をする者がいないので、

とりあえず私は、再びフル主婦業に。

私もいつかは社会復帰しなければ。

今のうちに体調整えて、勉強もしておこう。

誓いをここに記しておく。

 

最近の相方、

毎日15000歩ほど歩いているし、

血圧も元の低血圧に戻り、体重も減った。

間食しなくなったからというのも要因。

 

そして私、

作るお弁当が二人分になった。

子どもはいつも

「今日の美味しかったよー」

と、言いながら弁当箱を持って帰る。

この子、誰に似たのだろう?

相方は「今日の美味しかったんだけどさぁ…」

と、難癖付けてくる。

 

まぁ頑張ってるから、言わせておこう。