父の日、映画『リトル・ダンサー』。
父の日に名作を。
映画『リトル・ダンサー』はいかがでしょうか。
原題はビリー・エリオット。
これはもう、名作。
たしか、アカデミー賞受賞作品だったかなと。
主人公の男の子ビリーとその家族のお話。
家族のすすめでボクシングを習っている
11歳のビリー。
でも気になるのは、となりのレッスン場。
ビリーの興味は、ある競技へ。
もう、これ、
ラストシーンが(T0T)。
とにかく、お父さんがいい。
不器用で、力強くて、父親らしい。
私にとっては理想の親像だ。
というのも、
実父は放蕩オヤジ。
ボンボン放蕩オヤジのおかげで、
私は進学さえ諦めざるを得なくなった。
そんな私には、すごく染みる映画。
本当は実父にどっぷり染みて欲しい。
どっぷり染みて、反省せーよ。
これ、かなり前にレンタルで見たのだけれど、
5年ほど前に、Blu-rayを入手。
名作なので、手元に置いておきたい。
親になってから見ると、
余計にグッとくる。
ストーリー自体は、少年のお話なので
クスっと笑えて、
ビリーと歩きながら撮ったような、
土の地面が近い映像で描かれる。
炭鉱の労働者の父と、その息子の夢。
ひしひしと、伝わってくるものが深い。
そこがこの映画の巧さなのかなぁと。
ラストはワァ!ってなって、
拍手だ。
お父さんに拍手だ。
テレビではあんまり放送されてないかも?。
でも、家族と一緒に見たい作品。
親はみんな、頑張ってる。
みんなを労いたい。
そしてうちの親父、このお父さんを見習えー。
で、うちの相方(主人)の方、
三度のおやつと同じくらい映画好きなのだけれど、
ヒューマンドラマは全然見ない。
私がおすすめしたものは特に、
絶対に見ない。
かなりのあまのじゃくなので、
きっとこれも、一生見ないだろう。
これを見てないなんて、
本当の映画好きじゃないやーん。
ドンパチとヒーローものだけが映画じゃないんだぞ。
記憶に残る作品を見るべし、だ。