あらためて、ふうらい主婦 

映画と美味と新しいモノ好きの相方と暮らす ふうらい主婦の徒然ブログ

ぬか床とハギレと、ふうらい主婦。久々に。


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松坂のモー太郎弁当、の箱の迫力よ。

自粛期間中に宅配で注文。

も~最高!のお味と、楽しい仕掛け♪。

「ふるさと」のメロディが、

今も家のあちこちから聞こえます。

 

お久しぶりの更新。

年始以来。

そういえばあれから…

 

新型ウイルスの出現で、

家と日常生活と、

情報だけの6か月。

新しい生活様式を都度確認しながら、

恐る恐る外の世界に出る。

まさかそんな日が来るとは。

 

当然、

ふうらい主婦などやっている場合ではない。

確か2月は、ニュースを気にしながらも、

新しくできた隣町の某ミュージアムに行き、

中旬には2年ぶりの帰省。

そのころはまだ、移動は最小限に、

とのアナウンスだったけれど、

行きの新幹線は満席。

実家の博多は外国の方たちが姿を消し、

落ち着いた雰囲気に。

3月、子ども(すでに成人)の卒業式は中止。

式のために服を新調しようとしていたのに、

買うこともできず、めっちゃ凹む。ちっ!

4月、子どもの入社式も中止。

研修もテレワーク、とのこと。

これまで全く家に居なかった子どもが、

ずっと家で仕事(研修)することに。

これが噂のテレワークか。なるほど。

しかし、3食おやつに、お茶の用意。

1月まではランチは一人で、有りもので済ませていたのに、

毎日ランチ作らんといかんのかい?

そのうち相方が時短勤務に。

5月、ゴールデンウィーク直後に相方から、

「ある筋から明後日ロックダウンとの情報」と連絡。

その日の夕方、慌てて買い出しに。

実際はその五日後に、緊急事態宣言が発令。

ロックダウンでもない。自粛だし。

一体誰の情報だったんだろ?怪情報ってやつか。

それからは、全員在宅。

2週間後、相方が週3日、午前中だけ出勤に。

その3週間後には、フルタイムに。

6月、やっと子どもが二度目の出社。

どうやら、研修期間中はすべてテレワークで、

仕事も可能な限り在宅になるとの話。

ほほう、時代は変わったのか。

 

以降ここまでは変わらず。

今日は子どもは出社。

その間パソコンに向かう時間がなかった。

やっと一人の時間ができたところで、

久々にここに、ログイン。

 

この事態になってから、

主婦歴26年で初めてかも、ってくらい、

キッチンに立っている。

もともと料理は苦手。好きじゃない。

けど、旨いものは作れる。

想像力はないけど再現力はある、というやつ。

それでも今回は、自粛という非常事態のおかげで、

ガンガン料理しまくり、

ぬか床を混ぜている。

侮れないジャパニーズフード、ぬか漬け。

自分で作れる植物性乳酸菌。

大昔にもやったことがあるのだけれど、

失敗した。途中で正解がわからなくなった。

今回は体調管理とリベンジも兼ねて、

4月の初めに市販のぬか床を買ったのだけれど、

どうにも、誰の口にも合わず。

あれこれネットやら本で調べていたところ、

あれ?我が家は玄米を家で精米してるから、

生ぬかがあるんじゃない?

なんで今まで気が付かんかったんやろー?と、

精米したての米ぬかを使って、

自家製ぬか床を製作。

出来上がる1か月の間に

前回の失敗の理由もわかったし、

私自身の性格?クセ?質?も露見することになった。

それはまた、後日書くことに。

他にも、肉や魚を味噌漬けにしたり、

果実やらショウガやらをシロップにしたり、

なぜか昔から使えなかったオイスターソースを

克服したりと、

食材と格闘中。

達成感のある日々を送っている。

 

あ、もちろん、マスクも製作。

私と子どもは花粉症、この最中では死活問題だ。

大臣風、都知事風、各種、

ガーゼ、手ぬぐい、デニム、等々。

それもできるだけ家にあるもので作るのを

マイルールにして。

裁縫も得意じゃないけれど、

それなりのものは作れる。

レシピをネットに上げてくださった皆様に、感謝。

 

家族が家にいて、

時間と余裕と安心があったからこそ、

苦手なことに向き合えたのかもしれない。

やらなくてはいけなかったこととは言え、

手を動かしていると、気分が落ち着くし、

出来上がると、気分が上がる。

達成感ってやつだ。

まだまだ緊急事態真っただ中だけれど、

私にとっては収穫ありだったのかもしれない。

 

とは言ったものの、よく考えてみたら私の生活、

全然変わってない。

あまり外出してないのと、

ランチを二人分作ってるだけだ。

テレワークの子どもは、書斎にこもりっきり。

話し相手にはならない。

去年の今頃とほぼ変わらない生活なのだけれど、

手元には何かしらハギレやらレシピやら。

常に何を作ろうか考えてる。

時間の潰し方を見つけただけなのかも?

 

まだまだ余談を許さない状況。

どうかどうか、と願うことしかできないけれど、

どうかどうか、みんなが無事に過ごせますように。

 

またちょこちょこ、書いていこうと思う。

勉強法は自作。


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がめ煮(筑前煮)の製作途中。

こんな写真がスマホに数枚ある。

煮えるの待ちの暇潰しに撮ったものだけど、

撮影、下手だなぁ。

 

久々にお題で書いてみる。

「私の勉強法」ですか。

 

生まれて半世紀ほど経つので、

学生時代は遠い昔。

進級条件のひとつが検定取得という学校の出身なので、

試験勉強の回数はかなり多かった。

よって、試験勉強に関しては、

かなり得意だった・・・と思う。

 

数年前に、何を思ったのか、

漢検を受けた。

人に誘われてのことだったけれど、

20年ぶりの試験。

ちょっとビビるなぁ。

昔の勘は戻るのか?

一緒に受ける友人たちは有名大学出身だし、

私は高卒だし。

ただ、まぁ、

成績が悪くて進学しなかったというわけではないし、

勉強が嫌いなわけではないので、

漢検の方も3日ほどの勉強で、

2級合格。

 

ちょっと前には、

ナチュラルビューティスタイリスト検定を受験。

これ、ネット受験できる。

1日テキストを読んだ上で、

一応、満点合格。

知識より経験値、という内容だったけど。

 

大昔、高校に進学した頃、

改めて勉強方法を見直したことがあった。

あの頃って、24時間じゃ足りない。

なのに、

学校はバスで片道1時間超の田舎で、

いつも何かしら検定の勉強をしているし、

高校というところは落第する危険性もある。

試験対策が必要だ。

部活(速記部)もある。

ライブにも行きたい(博多なので)。

映画も見に行きたい。

本も読みたいし、漫画も読みたいし

テレビも見たいし。

時間、全然足りない。

どーする?

 

勉強時間、節約できんかいな?

そう考えてみたら、

授業中って何してるっけ?

授業内容は教科書以上のことは出てこんし、

先生の板書は、教科書に載っとる。

ノートを必死にキレイに取っとるけど、

これ、こだわる必要あるかいな?

せっかく目の前に先生が居るんやから、

わからないことは授業中に解決してしまったほうが、

効率よかっちゃないかいな?

 

…で、考えた末、

授業ノートは適当に。

大事な部分は教科書の欄外に書き込んでいく。

章末の例題は、授業中に読んでみて、

理解できなければ即、先生に解説してもらう。

宿題は学校で終わらせ、持ち帰らず、

覚えることは、授業中に徹底的に覚える、

というスタイルに。

要は、授業を全力で受けて、

教科書を完璧にやりこみ、

授業中に試験勉強までを完了してしまう。

 

これ、すぐに効果が出た。

以降、成績はずっと上位。

それもそのはず、

教科書を順序良く、

完全に理解してから学習を進めるから、

本に対して理想的な進め方だもの。

今考えたら、

ものすごく当たり前のことをしているだけだった。

 

理由はともあれ、

部活もやって、

友達とライブに行ったりの時間も捻出できていた。

共働き家庭の長女なので、家事の手伝いも。

試験前は、

教科書に書き込んだことと、マークしたところの見直しのみ。

ものすごい時短学習法だった。

要領が良いというだけだけれど。

もう、水を得た魚だ。スイスイと。

 

反面、母はずーっと、怪訝そうな顔をしていた。

遊びにもちょくちょく行っていたし、

やらなくちゃいけないこともきっちりやっていた。

でも、家で勉強している様子はない。

成績を見ると、勉強しろとは言えない。

進路も誰よりも早く決まったし、

まぁ、手の掛からない娘だった。

 

このことで、

それまで一番だった子から、

私は頑張って徹夜して勉強してるのに何で?!

家でどんな勉強してるんだ?塾にでも行ってるのか?

と、問い詰められたことがあった。

えー?授業ちゃんと受けてるだけやけどなぁ。

全然信用してもらえなかったけど。

 

で、検定試験の勉強法はというと、

検定って基本、独学。

テキストの読み込みと、例題の理解が主。

私は、授業のように教本を読む。

先生だったらこんな風に言いそうだなぁとか。

最近の教本はかなり親切なので、

大事なところを落とさないように順序よく読む。

反復するなら奇数回が良いと、

子どもの家庭教師さんが言っていたけれど、

私の場合は、1回目でできるだけ覚えるようにしている。

 

我が子の大学時代の授業、

板書やプロジェクターに写されるものは、

写メしとけー、という先生もいたとか。

そういえば、パソコン持ち込みだもんね。

パソコンだもんね。

ノートは持ってるだけ、だもんね。

ああ、時代、変わったんやなぁ。

ズルいやん、それー。

 

そういえば、

↓プログラミングを学ぶ。という話。

私も高校の頃に

プログラミングの曾祖父みたいなものの資格を取得。

COBOL、BASIC、

懐かしいなぁ。

当時は英語の指示文を、手書きしていた。

そう、手書き!

手書きから、パソコンに入力する。

ゼロイチ、読取り装置、磁気テープ、

ああ、懐かしいー。

 

勉強法を自分で編み出し、成果を出す。

これほどの達成感はないよね。

見直すべきは基本、だな。

 

あー、今年は何か勉強してみようかなぁ。 

 

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by ギノ

温まりたい。映画『かもめ食堂』

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あけおめです。

2020年になりました。

今年は何をしようか(゚-゚)。

やりたいことは、たくさんあるけれど。

 

暖冬とはいえ、寒いものは寒い。

寒いというより、冷たいという感じ。

暖房器具に頼りたくないと思うのは、

年齢からか、主婦だからか。

日中は1人だし、何かしらもったいない。

キルティングの巻きスカートを腰に、

裏側がフワフワのパーカーに着替える。

温けぇ。

 

紅茶を入れて一息のところで、

久々に見た。

映画『かもめ食堂』 

 

 

かもめ食堂

かもめ食堂

 

 

なぜか、数年に一度、見たくなる映画。

フィンランドというちょっと非日常と、

普通の日本人とフィンランド人。

小林聡美さんの不思議な透明感と、

他のキャスト陣のさらなる不思議感。

クスッと笑えて、美味しそうで、

ふんわりと温かいお話。

 

好きな映画なのに、今まで何も知らなかった。

原作は群ようこさん。

今もこの食堂は実在しているそう。

十数年も前のものだし、現状はわからないけれど、

へぇ~、そうなのか。

相方は若い頃にフィンランド渡航経験あり。

北欧は良いよ~、人も家も温かいし、

と言う。

鉄のように冷たい男から出た言葉とは思えないけれど、

ホームステイしてとても良くして貰ったらしい。

言葉は全くわからなかったけど全然大丈夫だった、

とも言っていた。

北欧家具も素敵だし、ムーミンも可愛いし、

最近よく聞く、

フュッゲという時間の過ごし方にも興味津々。

連れて行けよ、とずっーと言っていたのだけれど、

実現はしない。

まず私が、再び飛行機に乗れるようにならないとなぁ。

 

この映画の、私のツボは、

音。

 

映画とかドラマって、

人の動作音が、

BGMとかで消えてしまっていることが多い。

カメラの後ろには大勢の撮影スタッフがいるし、

いろんな雑音が入るのかもしれない。

でもこの映画は、澄んだ足音がするし、

料理中の音も街の音も、ちゃんと入っていて、

自分もその場に居るような気がするのがいい。

臨場感がある。

北欧のあの色味もいい。

コーヒーの香りを嗅いでしまいそうになったり、

思わず、合気道の膝行を真似してしまっていたり。

 

小林聡美さんの作品をよく見る。

やっぱり猫が好き」も大好きだった。

今でも動画配信でたまに見ているけれど、

あのシットコムの、ハプニング大歓迎の、

何が起こるかわからない感じが良い。

今見ると確かに、

時代の流れをものすごく感じるけれど。

髪型とか、服装とか、言葉とか、

ちょっと懐かしい。

でも、テレビコンテンツとしての、

あの自由さは、斬新だし、

今ではできないものなのかもしれない。

ああいう面白いテレビ、またやってくれないかなぁ。

深夜でいいんだけど。

 

膝行って、腰に来ないのかしら。

だったらやってみたいなぁ。

これだけ寒いと、家の中でも、

動きたくなる。

動画、探してみよう。

 

そういえば、

今の家に来たときに、

家具を北欧のものに変えたんだった。

でも全然、北欧感が出ない。

物が多すぎるのだろうか。

それとも、

北欧家具の上に、

招き猫が鎮座しているからだろうか。

相方、その趣味は、

どちらかというと、

日本の田舎風だよ。

 

 

 

おせち、料理は実験のように。


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子ども(成人)の写真はほぼ建造物のみ。

だけど、どこに行ったのかは良くわかる。

可愛い子には旅をさせよ。

1人旅でも、何なら旅でもないけれど(研究のため)、

彼の写真が増えるのは、嬉しい。

 

子どもが小さい頃は、

お正月には実家に帰っていたけれど、

子どもが学校に上がってからは、

混雑時にわざわざ動くこともない、と、

お盆やお正月の帰省は諦め、

家でゆっくり過ごすことにした。

 

相方(夫)は美食家を気取っているが、

肉魚好き、野菜嫌い、甘味好き。

非常に厄介な人だ。

我が子は逆に甘味だけが苦手。

私の食事を食べて育ったけれど、

美味しいものとそうでないものはちゃんとわかるし、

食べたものの食材がほぼわかるらしい。

私の食育は間違えてなかったようだ。

 

と言うわけで、我が家のおせちは、

相方の楽しみの一貫で、ずっと外注だった。

街の料理屋さんの仕出しだったり、

行きつけのお寿司屋さんの仕出しだったり。

美味しいし、これは何だろう?の楽しさもある。

私としては、とても楽。

前日にがめ煮を大量に仕込み、

元旦の朝は、お雑煮を作ればいい。

これが我が家の定番となっていた。

 

ところが、

今の家に引っ越してからは、

お願いできるような料理屋さんがない。

ベッドタウンゆえの悩み。

以前のお店には、届けますよ?と言われたが、

いやいや、ここ、思いの外遠いって。

ということで、

結婚20年を経過したところで、なんとまぁ、

おせちを極力自作することになった。

 

いや、昔から興味はあった。

作ってみたいなぁと思っていたけれど、

でも、いざ作るとなると、

実際、何品になるんだ?

みんなこれ、作ってるの?

とはいえ、

絶対的に美味しい方が良い物は、購入。

自力でなんとかなりそうな物は、製作することに。

なます、酢ゴボウ、酢蓮、きんとん、

がめ煮、ローストビーフ、魚の味噌漬けはできそう。

かまぼこは無理、黒豆も自信が無いので、購入。

数の子はまぁそんなもんだし、

昆布巻きは、作っても食べなさそうだから購入。

こんなもんでいいのか?

と、半月くらい前から、計画していた。

 

でも、作ってみるとまぁ、案外簡単。

料理屋さんのおせちといえば、

凝った、やや変化球の味になりがちだけれど、

自作だと、いわゆる定番のおせちメニュー。

思えば、我が子は買ったものしか食べたことがない。

「普通のおせち」という定番に触れておけるのは、

良かったかもしれない。

 

作ってみてわかったことが。

私の料理の腕前が格段に上がっているらしい。

動きに迷いがない。仕込みもあっという間に終わる。

料理は日々やっているものの、

相方の好みで、以前は外食も多かった。

凝った料理は避けていたふしもある。

でも、今の地に移り住んでからは、

食べたいものは作るしかない。

スーパーはある。材料はある。

そうか、作ればいいのか。

ここ何年かの不便さから、

私のレパートリーは、倍増したらしい。

 

がめ煮を作りながら、これを書いてる。

甘味苦手の子どもも、栗きんとんだけは好き。

こんなに簡単なら、いつでも作れる。

わからないときは、料理レシピサイトを駆使。

自分に合ったレシピを選べるほどに、

たくさんのアイデアをシェアしてくれている。

ありがたい。

いや、ホントに感謝。助かってます。

 

おせちにも着手し、改めて思う。

料理は化学実験。

足して足して、火を入れて、

日々実験するように、キッチンに立っている。

きんとんに栗の甘露煮のシロップをどれくらい入れるかを、

自分に問いかけている。

甘過ぎない、でも美味しいがいい。

塩梅を探り出す作業に没頭する。

恐らく私は、元々は料理が苦手なんだろう。

必要が先で、考える暇もなかった。

けど、主婦25年にしてやっと楽しくなってきた。

 

唯一克服できずにフワフワしているのが、

天ぷら。

これだけは、出来上がりが安定せず。

毎回ドキドキしながら揚げて、半分失敗。

揚げ始めがダメで、段々と出来が良くなるってのは、

思いきりが足りないのだろうか。

水温?油の温度?粉の量?

出来合いのお総菜の天ぷらを食べると、

お腹を下してしまう体質。

店で食べるか、自分で揚げるかしかない。

そして、相方の好きなものランキングの上位に

天ぷらがある。

 

最近、天ぷらを食べてないことに、

相方は気がついているのだろうか。

あーでも春には、きっと騒ぎ出すだろうなぁ。

蕗の薹とか、春は美味しいものが出てくるしなぁ。

それまでに、天ぷらをマスターするか?

それとも、一番近い、美味しい店を探すか?

 

うん。両方やっとこ。

 

来る年が楽しい年になりますように。

 

 

 

思考の傾向は、親子で似る?。

 久々の更新となる。

FamilyEmergencyというやつで、

ぶっ飛んでいた。

いやはや、

生きているといろいろあるものだ。

ホント、いろいろ。

 

医師のつくった「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン (光文社新書)

医師のつくった「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン (光文社新書)

  • 作者:本田 真美
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2012/06/15
  • メディア: 新書
 

 

医師のつくった「頭のよさ」テスト

認知特性から見た6つのパターン/本田真美

 

数年前、南国に旅に出たときに、

空港で見つけたこの本。

最近ひょっこり出てきた。

そして、なんだか驚いている。

 

「頭のよさ」というか、

思考の傾向の特性を

35の質問から割り出す、というもの。

いわゆる診断系なのだけれど、

思考の特性を

視覚、聴覚、言語、と、それぞれに2パターン、

計6パターンに分類。

解答の点数を加算していって、

各パターン毎に集計。

点数の多いものが、その人の思考の傾向らしい。

一昨年、南国のプールサイドで日差しを浴びながら、

各自チェックしていたのだけれど、

肝心の集計はしていなかった。

 

診断の結果、

私は視覚優位者(3次元映像タイプ)がダントツの高得点で、

聴覚優位の2パターンの点数がかなり低い。

何でも動画で記憶しているタイプだそう。

 へ~っ、そうなんだ。

音の分野が得意だと思っていたのに、

聴覚では思考してないらしい。

こういうのって、自分ではわからないものなんだなぁ。

視覚優位の場合、

3才前の小さい頃の記憶があるらしい。

そう言われたら、私の最古の記憶は、

2、3才くらいのときに、自転車に衝突したこと。

家の前で高校生くらいの3人乗りに轢かれた。

謝られながら自宅への階段を、背中を押されながら登る。

その階段の映像は、

今でもはっきり覚えている。

高校生らしき3人、母に謝っていたけど、

轢いたとは言わなかった。

右足に大ケガ。

今でもそこは凹んでいるし、たまにひきつる。

でも、母はそこに居なくて、

その事自体を全然覚えていないらしいので、

本当かどうか、信憑性はない。

だったら、この足の傷は何なんだ?って話なのだけれど。

普通は、覚えていても4~6才からだそう。

でも私は、強烈に覚えているし、

なんなら、他のこともいろいろ覚えている。

証明できるものはないけれど。

 

相方の結果は、6パターンの特徴が全方位に均等で、

その中でやや高いのは、聴覚優位者(聴覚言語タイプ)。

聴くだけで理解できるタイプらしい。

小さい頃の記憶は、あったとしても

人づての話が混っているそう。

ああ確かに、相方の昔話には年々、

尾ひれか付いている。

ダジャレや言葉尻を捕まえるのが得意。

なるほど、合ってる。

ずーっと同じギャグを言い続けているし。

でも、私からみると相方は、

何一つ理解しない人のように見えるんだけど。

「他者の意見」と「理解」って言葉は、

相方の辞書にはないし、

もともと、人の話は聞いてない。

ここは審議かもしれない。

 

そして子ども(とっくに成人しているけれど)。

ここに来てちょっと驚いた。

このテストの結果は、

6方向の放射状グラフにできるのだけれど、

私の円グラフはかなりイビツで、

1ヶ所がクチバシ状に大きく突出した形、

相方は全数値が平均値に近く、先端をつなぐと円に近い。

で、子どものグラフは、

相方の円グラフに、私の突出したクチバシ部分がくっついている形。

3つのグラフが面白いほど重なっている。

えーっ?これって、

相方と私の合わせ技ってことなのか?

 

子どもも私と同じく、小さい頃の記憶がはっきり有り、

2才ごろのことを、最近になって事細かに話していた。

私が覚えているので、間違いない。

ずっと音楽をやっていたので、耳は良いし、

一回聞いただけで再現できる。

おしゃべりで、頭の回転数は相方譲りだ。

 

なるほど、そう来たかー。いやはや、驚いた。

 

本の中にも、 

性格には遺伝性のものが多いとは書かれている。

そりゃそうだ。

育った環境が一番影響するし、

好きなものも似てくる。

しかし、この本でそれが如実に顕著に現れた。

我が子の場合は、私たち夫婦がドッキングした思考のよう。

一人っ子だから、家庭内の距離が近いせいかも。

なんだか恐ろしいような申し訳ないような気がするのは、

私だけだろうか。

 

とはいえ、子どもが丸々コピーかといえば、

そうではなくて、

一応、個だ。

実際には何を考えているのかはわからないし、

一人っ子ゆえに、一人で何でもやってしまう。

洞察力に関しては、まだまだ経験不足だけれど、

そのうち私と張り合えるほどにはなるだろう。

物をなくしたり忘れたり、

いつも何かを探しているのは相方譲りで、

クイズに強いのは、私譲り。

そう考えると何だか面白い。

 

この本、本来は子どもの発達に関して書かれた本で、

特性を早く見極めて、伸ばしていこうという趣旨。

とっくに子どもではない我が子を見ながら、

ああ、もう少し早くこの本があったらなぁと、

叶わない願いをつぶやいてみる。

 

とは言え、特性が自分と同じなら、

子どもの伸ばし方=自分を伸ばす

ということにもなるのかしら?

半世紀生きていても尚伸びたい。

できるものなら進化したい。

もう少し深く読んでみよう。

 

 

 

 

続かないのではなく、続けない。


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相方の犬なのに、私の言うことしか聞かない。

相方の指示語が曖昧だからだ。声もデカすぎる。

でもなぜか、2人は成立しているように見える。

昔から、お人形遊びが好きだったのだろう。

苦手だった私は、この子と遊ぶのは難しい。

「踊って」「歌って」

ま、ビジュアルだけでも可愛いからいいけど。

 

結婚したての25年前。

主婦になったし、もともと事務屋だし、

家計簿は絶対だな!と思っていた。

当時、パソコンというアイテムが登場した頃。

1年前までワープロすら打てなかった相方が、

なぜか、結婚してすぐにパソコンを購入。

でっかいモニターとタワーのハードディスクが付いたアレ。

何故だ?一体何をする気だ?

インターネットが存在しない時代のパソコン。

出来ることと言えば、

文書を作ったり、文書を作ったり、・・・

ワープロと同じほどの機能。

情報処理検定2級の私としては、

使ってやらないと可愛そうだろう、と、

暇に任せて、家計簿を自作。

日計と月計と、推移が出るくらいの簡単なものだけれど、

付けないといかんやろ、

それくらいの意識で、続けていた。

 

1年後には子どもが生まれて、

育児日誌というのを付けはじめた。

これは手書き。

ミルク会社からの貰い物の可愛いノート。

我が子は完全粉ミルクだったゆえ、

授乳時間と飲んだ量をメモする必要がある。

メモ代わりの日誌欄に一言書く。

昼だろうが夜中だろうが、書く。

手書きだから、その時の心情も表れている。

今見ても、自分頑張れ!と思ってしまう。

 

そうこうしているうちに、慣れてくる。

子どもの授乳も減って、離乳食になり、

生活時間も安定してきて、

毎日同じ内容を書くことになってくる。

 

家計の管理も、3年もすれば慣れる。

経理の仕事をやっていたし、

予算管理もしていたせいもあって、

年間とか月間で全体をみるクセがついていた。

ああ、家計ってこんな感じなー。

 

というわけで、

育児日誌は8カ月、

家計簿は3年でやめてしまった。

 

よく考えてみたら、

基本的に無駄遣いをしていない。

それだけは自信がある。

我が家がどんなに切り詰めたところで、

電気代やガス代が変わるわけではない。

気候変動で、多かったり少なかったりだ。

突発的なことは、別枠で対処すれば良い。

冠婚葬祭なんかは、切り詰めるところではない。

ルーティンが理解できれば問題ない。

家計簿を付ける時間は、育児や家事に回せる。

 

家族の動きや、

環境からくる全体的な動きを把握したので、

3年の年間推移の分だけは残しておいて、

その後は、それと比較するだけにした。

ずっとそれでやってきたけれど、

何の影響もなかったし、

今は、通帳を見るだけで良い。

流れを覚えてしまったおかげで、

漏水にもいち早く気がついたし。

 

スケジュール帳も。

相方は仕事用とプライベート用2冊を使っていて、

毎年同じモノを使う、こだわり有り派。

当然私にも必要だろうと、

一緒に購入してくれるのだけれど、

私は毎年、2月が最後で、

以降記入していない。

子どもが幼稚園くらいまでは、

育児日誌代わりに記入していたけれど、

専業主婦は、家族のスケジュールが主。

カレンダーに書き込まれている予定に対して、

相応の仕事をする。

あら、カレンダーで十分だわ。

というわけで、数年前からは、

スケジュール帳の購入も辞退。

マメに手帳を付ける相方の背中を見ながら、

変わらない日常にホッとする毎日。

ちなみに、

相方は悪筆極まりないないので、

こつそり見たところでほぼ読めない。

80%くらいの確率で、本人も読めない。

暗号にもならん。

それ、意味あるのかしら。

 

そういう私も、ノートはマメに取る。

スケジュールとか、日誌、日記ではなく、

To Doリスト的なものだったり、

料理のレシピとか、旅の準備とか、

明日のお弁当の中身とか、

ちょっとしたことから、重要なことまで、

全部、一冊のノートに書く。

このノートは20冊ほど残っている。

ここ7、8年は、ロールバーン一択。

それと、筆記具は

フリクションボールの細身、細字タイプの各色。

マイ・フェイバリット・アイテム。

ママメモ(部外秘)といった感じ。

 

友人で尊敬する先輩ママは、

毎日家計簿を付けるのがクセになっているのよー、

節約とかするわけじゃ無いんだけど、

なんだかやめるきっかけがなくて、

と言っていた。

彼女もとてもマメな人。

家計簿はパソコンソフト、

スケジュール帳は分厚いノートで、いつもギッシリ。

パワフルで、神出鬼没で、

何でも手作りしてしまうし、誰でも助けてしまう。

一日が24時間じゃ足りなさそう。

私にとっては師匠のような人なのだけれど、

マメさだけはなかなか習得できるものではない。

私はスケジュールギッシリは、苦手派。

常に、要領よく無駄を省くことだけを考えている。

意味のないことはやりたくないし、

面倒だなぁと思いながらやったことは、

ベストな結果にはならないし。

 

マメになるって、難しい。

でも、でも、家計簿に関しては、

続かんかったわけじゃなかとです!。

自発的にやめたとです!。

勇気を持って。

 

ちなみに、キッチンの水切りかごは、

4年前から撤廃。

スッキリしとります。

シンクの掃除もしやすいし、

次に使うとき、初動が速い。

 

ストレスの素は、いい具合に見直す。

これ、結構楽しい作業。

向かう方向は必ず、楽だものね。

 

 

ああ、置き忘れ。


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見つかりました。感謝。

 

疲れると、予想外のことが起きる。

タクシーに荷物置き忘れ。

私には滅多にない失態。

サブバッグだったので緊急性はないのだけれど、

カラの弁当箱とお箸と、未開封のお菓子数点と、

読む前の「蜜蜂と遠雷」と、

買ったばかりのan・an最新号が入っていた。

ああ、やっちまった。

 

個人タクシーの年配の運転手さん、

そのマンションなら知ってるよ~と言っていたのに、

通りすぎた。

えー?バック?ここで降りますよ。

車寄せに入ったと思ったら、

え、ここ歩道の方だけど!。

もー!危ないやん!。人が来るし!。

私が慌てて降りて、道を開けて、車道に誘導した。

おまけに、

通りすぎたから1メーターオマケさせて、と言われて、

領収書ももらえず降りた。

もう連絡の付けようもない。病院帰りなのに。

弁当箱は古いけど、曲げわっぱの高級品だし、

読んでない本2冊も痛い。

あんな荷物、預かる方も迷惑だろうし。

落とし物、問い合わせてみよう。

 

相方(夫)が検査入院。

定期検査で引っかかって、再検査して引っかかって、

精密検査、という感じ。

循環器の検査は、ハードだ。

私は付き添いで早朝から出動、

動けないし、飲食のタイミングもわからない。

家からお弁当と時間潰しの小物持参。

座りすぎて、夜には、足がパンパン。

ズルをしてタクシーで帰宅することにした。

それでまぁ、忘れ物をしたわけで。

 

結婚して25年も経つと、

家族は自分の一部のようだ。

カイロプラクティックの先生に、

あなたは人から貰うタイプ、と言われる。

誰かが痛んでいると、同調してしまい、

同じところが痛くなる。

厄介な性分だ。

相方や子どものトラブルだと、

もう、ほぼ自分のことのよう。

痛いし、しんどさ倍増だ。

 

マンションの前でしばらく

タクシーが戻ってくるかも?と待っていた。

その間に、子ども(とっくに成人)から電話が。

あなたが忘れ物なんて、珍しいねぇ。

夕飯食べた?牛丼でも買って帰ろうか?

サンキュー。助かるー。

確かに疲れたわ。もう何もしたくない。

でも、やることは山積み。

家事をして、湯船に浸かって。

でも、寝られないだろーな。

相方、処置後で心配だし。

ま、1日くらい寝なくても大丈夫か。

でも、これ以上の失態は、許されない。

しっかりしないと。

 

相方の結果は、様子見。

しっかり検査しての様子見。

とりあえずは、まぁ、本気の様子見。

引き続き、日々、体調管理をするだけだ。

食養生と運動。血管をちゃんと動かす。

一生付き合うものだし、その経験は、

自分のためにも、

子どものためにもなるものだ。

 

今回、病院で何度も

「ご関係は?」と聞かれた。

これ、久々だなぁ。

  あー、家内ですけど、

  えー!お若くみえますねー?

  いやまぁ、主人よりかなり若いんですけどねぇ。

と、いつものやり取り。

17才も離れていると、こういうことは多い。

病院だし、わからないと厄介なのだろう。

気を使わせて、ごめんね。

でも、そろそろ、めんどくさくなってきた。

修正やめて、

お若く見える人、ってことにしよーかなぁ。

奇跡のなんちゃら、ってことで。

奇跡ってことはないか。年相応なだけだし。

 

これを書いてる間に、荷物は無事に帰還。

個人タクシーでは、

警察署に届けることになっているそう。

回収できた。おかえり、荷物。

こんなものに、大変お手数をおかけしました。

4日間も預かってもらって。

 

最近は落とし物を

ネットで検索することもできるそう。

日本って、スゴい。

まぁ、人のものは人のものだし、

預かってて気持ちの良い物でもないものね。

 

さ、本、早く読んでおこう。