レシピなしでも作れる料理をさらに美味しくする本。
唐揚げを揚げるとき、
油を温めない状態から鶏肉をフライパンに入れて、
そこから点火、強火で180度まで上げて、
良い色まで揚げる、という調理法。
コールドスタートというらしい。
どこかのテレビ番組でやっていたので、
試してみたのだけれど、
これがなんとも、楽で美味しかったし、
理にかなっている。
レシピを見ないで作れるようになりましょう。
有元葉子さんの本。
この本を読んで、目から鱗が落ちた。
25年間、専業主婦だけれど、
料理に関してはかなり自己流で、
料理本は持っているけれど、
結局、自分の味になってしまうし、
メニューもある程度決まったものになってしまっていた。
どうしても、家族の好きなものを作ることが多くなる。
うちの場合は、動物性のものが好きな相方と、
植物性も動物性も大好きな子ども、
野菜がないと食が進まない私だ。
必ず肉や魚が1品と、
野菜の副菜と、サラダ、味噌汁、漬物。
唐揚げ、ハンバーグ、焼き魚、豚カツ、焼き肉などと、
野菜の煮物や炒め物という組み合わせ。
子どもは私の作るものは何でも食べるのだけれど、
相方は肉食で、野菜をひたすら避ける。
味噌汁の具すらも、半分残っている。
作る方としては、ガッカリ。
でも、本人は平気な顔だ。
まぁ、血管詰まるわけだ。
で、
有元さんの本。
基本的な動作を再確認できる一冊で、
食材や調理法にちょっと一手間かけると、
定番の料理がグッと美味しくなるというもの。
載っている料理は
レシピを見ずに作れる料理ばかりだが、
食材を理論的に正しく扱う方法が書かれている。
めちゃくちゃ勉強になる本だ。
↑のコールドスタートについては、
テレビの受け売りだが、
有元さんの本にも同じような方法が載っている。
こちらもやってみなければ。
しかし、
相方の野菜嫌いは、
年々酷くなる。
仕事をしている時は、
食べたいものをランチや接待で摂っていたのだろう。
でも、今はリタイア中だ。
私と同じ生活。
どうにも私が相方に引っ張られているが、
私もなんとか引っ張り返している。
また、倒れられたら困るし。
ただ相方、自分で作ったものは食べる。
うちでは鍋は鍋奉行・相方が作るので、
その時はモリモリ食べる。
鍋も私が作ったものは、あまり手をつけないし、
私が作った料理は好きなものしか食べない。
なんでだ。
自分で言うのもなんだけど、
不味いものはないはず。
博多出身、食の宝庫の育ちだし、
子どもは喜んで食べている。
栄養士の友人も、誉めてくれるのに。
相方、ホントに厄介な人だ。
だけど、
コールドスタートの唐揚げは、
ガツガツ食べていた。
これは合うみたい。
先週のサバのバター焼きも、食べていた。
お浸しも、ほうれん草はOKで、菜の花は微妙。
天ぷらにすると何でも食べるのに。
いくつまで子ども舌なんだ、まったく。