あらためて、ふうらい主婦 

映画と美味と新しいモノ好きの相方と暮らす ふうらい主婦の徒然ブログ

迷い続ける私、決断し続ける相方。

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あじさい、もう少しやね~。

 

今週のお題で久しぶりに書いてみる。

 

「迷い」と「決断」ですか。

 

相方(主人)は迷うことがない。

相方の辞書には、この言葉は存在しない。

一番近くで見ている私が言うのだから間違いない。

即断即決、決断担当だ。

 

モノを買うにも、

小さなモノから、大きなモノまで、

すべて相方が決める。

 

まぁ恐らく、何を言っても覆ることはないだろうが、

私は一応、ダメ出しする。

徹底的なダメ出し。

相方とは年齢差17歳、

昔は躊躇して言えなかったことも、

結婚25年にもなると、必要なことは言う。

キャベツ、あっちの方が良くない?

この靴、他の洋服と合うの?

このマンション?え?住み替えるの?なんで?

幹線道路沿い?ダメやろーそれ。

 

これが、うちの意思決定方法、

マイ・ファミリー・スタイルだ。

まぁ、偉そうに言えることでもないわね。

私の毎度のダメ出しに、

相方はかなり面倒くさそうにしているけれど、

失敗や負けは私の流儀ではない。

私は九州の出身で、

良妻賢母を見てきた最後の世代だ。

相方からは一歩下がり、

でも、大事なときはちゃんと軌道修正する。

それが役目だと思っている。

 

この副作用なのか、

私自身は何にでも迷う。

むしろ、自分から迷おうとする。

選択肢を多くして、一旦考えるのがクセになった。

A型らしく、石橋を粉々に叩き割り、

自分たちに合ったものに再構築していく。

迷い担当だ。

 

相方は、迷うことは時間の無駄だと言う。

私は、最善のためには

たくさんの選択肢から決めた方が良いと思っている。

物事の進め方が正反対だ。

相方は、時は金なりを地で行っているような人。

思いついたら即実行。

相方の行動力は幾つになっても半端ない。

そして、私は知っている。

相方は失敗が多い。

決断が早いからこその失敗。

勝つには勝つけれど、負け数も相当数だ。

ただ、

失敗の経験があるからこそ、

瞬時に勝ちを読み取ることもできる。

本人に自覚があるのかはわからないが、

私はそれを数々見てきたし、理解している。

 

私にしてみれば、羨ましい。

迷わずに事が運ぶなら、楽だもの。

私は失敗したくないタイプ。

家庭を運営している主婦だからこそ、

育児をしてきた母親だからこそ、

失敗も、無駄なこともできない。

メリット・デメリットを把握し、分析し、想像し、

想定内を増やしておきたい。

ゆえに、ゆっくり迷って進めたいと思っている。

 

私も決断できないわけじゃなかった。

なんせ、17歳も年の差がある相方と

結婚を決めた人間だ。

人生最大の岐路で、全く迷わなかった。

当時24歳、怖いモノなど無かったのだろう。

今となっては不思議でしかない。

 

・・・いや、まてよ。

迷わなかった、は違うな。

相方のアシスタントを数年やっていたし、

その間に、いろいろ見えていたのだろう。

信用していたからこそ、相方のオファーを受けた、

と言う形。

無意識に分析していたからこその決断だったのかも。

 

決断するのは難しい。

決断力は実行力、行動力だ。

だとすれば、迷いは分析力、想像力。

私の判断が正しいことも多いし、

最近は相方も、

自分だけで判断できないときは相談してくる。

長年の実績がやっと認められたのかも。

 

決断する人のそばに、迷う人。

決断する人のために、迷ってあげている、

と言ってもいい。

ん?うちの場合だけか?

 

となると、 

相方の判断で結婚をオファーされた私としては、

正しかった、と言わざるを得ない。

 

なんか、勝った気がしない。