あらためて、ふうらい主婦 

映画と美味と新しいモノ好きの相方と暮らす ふうらい主婦の徒然ブログ

靴にこだわらなくてはいけなくなった話。

靴が好きだ。母譲りの靴好きだ。

 

小さい頃、問屋街に住んでいた。

洋服関係、なかなかのブランドもあった。

たまにバーゲンがあって、

近くの住人やら、お得意さんやらが、

こぞって買いに来る。

その1人だった。

 

母は小柄で、着るものも履くものも、

なかなかサイズがない。

近くの洋服店の知り合いに頼んでおくと、

合いそうな服を持ってきてくれて、

気に入ると同じものを数枚まとめ買いする。

靴もそうだった。

靴の卸し屋さんが近くにあり、

小売りもしていた。

卸しなので、サイズも豊富。

母は22センチ、

サイズを見るだけでゲットしていた。

それホントに履く?っていう、

コンビの革のチャンキーヒールとかも。

 

その影響で、小さい頃から

靴だけはたくさんあった。

小学校のとき、ウェッジソールの赤い靴で、

登校していた。

体育の時に先生に注意された。

3センチヒールはさすがにどうかと。

2年生の時だ。

 

若い頃からたくさんの服や靴を見ていたせいか、

無意識だけれど、良いものはわかるし、

流行りにも敏感だ。

ただ、年齢と共に、

合わないものも出てきた。

特に靴は、

何でもOKではなくなってきた。

子どもがいると、ハイヒールも履かない。

履かないと履けなくなるなんて、

全く予想外だった。

今はハイヒールは、冠婚葬祭のみ。

この前は、某ホテルのフレンチに行くのに、

ヒール履かなくていい方法を無理くり考えたほどだ。

履きたくないわけじゃない、

長時間履けない。

 

6年ほど前、姫路城を見に行った。

姫路城カッコいい、感動!

なのに、

買ったばかりのコンフォートシューズが、

それも、

スポーツ系ブランドのパンプスなのに、

最高に痛くなった。

もう、我慢が出来ないレベル。

なりかけていた外反母趾

急激に悪化したらしい。

姫路城、メチャクチャ歩くのに(T-T)。

結局、城を見たのか見なかったのか忘れたけれど、

入ったからには出なくてはいけないし、

超速で回って、早めに宿に入って、

翌日、新大阪で靴屋に飛び込み、

代わりのブーツ購入。

サイズSML設定の、緩い靴で帰った。

 

その後、

パンプスを履かなくてはいけない時、

入学式とか卒業式とかは、

サブのペッタンコ靴を持参する。

苦肉の策だ。

足が痛いのって、我慢とか絶対ムリ。

苦行でしかない。

 

最近のお気に入りは、

BIRKENSTOCKのインソール。

これはスゴい。

 土踏まずを適度に支えてくれる。

履いていて体が楽になる、インソールだ。

手持ちの靴に入れられる。

今はアディダスの白のハイカットスニーカーに、

この中敷きを入れて愛用。

土踏まずがあって、

履いている方が楽な靴になる。

これがなくなったら、メチャクチャ困る。

 

以前から我が家はずっとREGALを愛用。

相方は革靴やスニーカー。

私のパンプスはすべてREGAL。

足型が合うのだろう。

さほど痛くならないし、

ヒールもハイほどではないのがいい。

 

相方が昨年、副作用で痛風になって、

BIRKENSTOCKのサンダルが必須になった。

ちょうど痛いところに当たらないし、

甲を押さえるデザインがいい。

辛い方にはぜひおすすめ。

そのインソールにもここで出会った。

息子は甲高で、合うものが少ないが、

BIRKENSTOCKの革靴は

爪先が広くて履きやすいらしい。

目下、我が家では

なくてはならないシューズだ。

 

靴は好き。

かわいい靴を見ると、ちょっと小躍り。

文字通りの、浮き足立つ、だ。

その状態で靴を買うから、

後々困ったことになるのだろう。

地に足をつけて選ばないとね。