海、ひたすら浸かる。
誰がなんと言おうと、ワイキキの海の写真。
波だけの写真って何のつもりだったのかな(^_^;)。
今週のお題「海」で書いてみる。
私は九州、博多の出身で、
小さい頃から父親の仕事のついでに、
近場の海に連れて行かれていた。
かすかな記憶だけれど、
唯一の家族旅行の思い出かもしれない。
私の生涯で一番の海といえば、
福岡県の糸島。美しい海だ。
その後は親戚の家の近くの海岸、
ちょっと大きくなってからは、佐賀の唐津あたりも。
そのころの地元の周辺の海水浴場は、
遠浅でチャプチャプ遊べるところが多かった。
今ごろはどうなんだろう?
相方は瀬戸内海沿岸の出身だが、
海水浴に行った記憶はないらしい。
工業地帯のど真ん中だからだろうか。
それでも、海に入ったことくらいはあるんじゃ・・・
いや、ないな。彼はカナヅチだ。
長時間潜れるけれど、浮いて泳ぐことはできない。
プールに行っても、潜水しかしない。
狩猟本能だろうか?
結婚して関東に住んでから、
海水浴というワードはピンとこなかった。
どこに行ったら海が触れるのだろう?
友達に聞いても、知らない地名ばかりだし、
勝手のわからない海水浴場に子ども連れで行く勇気はない。
でも、海には行きたい。
小さい頃、あせもの出来そうな時期に、
必ず海に浸けられていた。
肌を丈夫にするため、だったのかな?
まぁ、人間は海から上がってきたと言うし。
夏になると条件反射で、
海に入りたいと思ってしまう。
刷り込み、ってやつかな。これ。
でも、相方はそうではないし、
なんなら、彼は夏山派だ。
というわけなのに何故か、
我が家初の海水浴は、ワイキキだった。
もう20年ほど前。
旅好きの相方の思いつきだった。
海はまぁ、かなり混雑していたけれど、
それでも、子どもを海水に浸けることができたし、
のんびりプールで遊ぶことも。
その他のアクティビティも豊富だし、
何より、観光都市は、観光客に親切だ。
子どもに手厚いし、
何をしてもちょうど良いところだ。
4日の連休があれば、グアムにも。
コンパクトな観光の町で、
こちらは海が遠浅で、子ども向け。
50メートルくらい海に入っても、
水深が膝くらい、というところもある。
海はここ20年でこの2カ所のみ。
それぞれ数回。
贅沢なことだなぁと、今更思う。
ってか、全部相方のマイレージのおかげなので、
相方の仕事っぷりに感謝だ。
が、しかし、
我が家の海のたのしみ方は、
海に浸かる、だ。
他のことはしない。
私は三半規管が弱くて全く潜れないし、相方は泳げない。
子どもは可だけれど、プール好き。
プールでガシガシ泳ぎたい派。
そして、そこに居る外国の方たちも、
ワイキキではひたすら浸かる、だ。
浮いてる、だ。
老いも若きも、みんな浮いているだけ。
何もしてない。
海って何すれば良いんだろう?
遊び方がわからない。
波乗りなんて、近場で慣れてからじゃないと、
怖くてできそうにない。
確か、昔、会社の先輩も、
浸かって遊ぶ、波と戯れる、と言っていたし、
実際そうしていた。
あの人変わってるなぁと遠目に見て思っていたけれど、
あれ、正しかったんだなぁ。
ああ、こんなに長い梅雨が続くと、
青い空と青い海が恋しくなるよねー。
ああ、ワイキキ行きたい。ワープしたい。
紫外線に弱いから、
露出10%くらいの、完全日よけスタイルだけどね。
外に出たいのか、焼けたくないのか。
この20年ほどで、ワイキキも随分変わった。
常宿のプライベートビーチは、
潮の満ち引きの時間帯で
砂浜が無くなってしまうようになった。
歩道まで波が寄せてくる。
最初の頃は、砂浜にシートを敷いている人もいたのに、
最近はそんなことは出来ないほど、海が近くなっている。
これも温暖化ってことなのだろうか。
ワイキキで温暖化を実感。
それでもまた行きたいなぁ。
ってか、
家事免除で1日中本を読んで過ごす。
一度覚えたら忘れられないなんだよね。この贅沢。