『TOKYO』林檎さん、凄すぎる。
昨年末の羽田空港。
TOKYOってことで。
一昨日の夜遅く、
帰宅した子ども(学生)が、
「ちょっと!iTunesで取って!」
と言いながら帰ってきた。
うちは子どもと私がiPod派。
そして支払いの関係で
同じiTunesを共有しているので、
曲は必然的に共有することになる。
子どもはピアノを長くやっていて、
クラシックからジャズまで鍛えてもらったし、
私も小さい頃から楽器を転々として、
環境下から音楽は諦めたけど、
聴く方は節操なく多ジャンル。
そして、
椎名林檎さんの『TOKYO』
↑の新作アルバムからの先行配信らしいが。
これは凄い。
唸る、凄さ。
センス良いとかっていうレベルじゃない。
メチャクチャカッコいい。
ただ聴いているだけの段階での感想だけれど、
恐らくドラム、ベース、ピアノとボーカルの4本で、
全楽器弾き語り?ってくらいの呼吸で、
全部の音が絡む。
これがもう、鳥肌。
林檎さんとピアノがのびのびと歌うジャズ。
ピアノがとにかく、圧巻。
どこ取ってもサビ、という贅沢。
「獣ゆく細道」もビックバンドでカッコいいけれど、
個人的には「TOKYO」の方が好み。
いやもう、感心。凄すぎ。
子どもも久々のループ聴き状態に。
(子ども、気に入った曲はリピート聴きするヤツ。回数は3桁。)
詳細情報はこれから調べるだろうけど、
何年ぶりかで、あーーっ!これっ!
ってなる曲に出会った。
子どもは1曲ループだけれど、
…隅々まで音を聴きたい派らしい。
私はそんな偏ったループにはしないので、
「TOKYO」と、
SIRUPさんの「Synapse」、
Kan Sanoさんの「sit at the piano」、
ずっと真夜中でいいのに。さんの
「脳裏上のクラッカー」、
の4曲をループ。
ずっと真夜中さんも才能溢れたアーティストさん。
「この曲はクラシックをやっていると
何ー???ってなるねー」と我が子ども。
理解を越えているということだろうか。
『TOKYO』は
確実に私の中の今年の曲になるだろう。
ああ、良いもの見つけたー。
嬉しい。
リオオリンピックの閉会式の
未だに定期的に見たくなる。
以前からかなり偏って聴いているので、
自分では椎名林檎さん好きとは
思っていなかった。
でも、紅白で見た「青春の瞬き」に
感動してしまってからは、
聴かずにはいられなくなっている。
期待だ。
そしてそれは、子どもも同じらしい。