あらためて、ふうらい主婦 

映画と美味と新しいモノ好きの相方と暮らす ふうらい主婦の徒然ブログ

胸に迫る。ラグビーと台風と音楽。


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あれ、写真、横だ。

雨音を聞きながら、気圧計を見ていたけれど、

ここまで下がったのを見たのは、初めてかも。

 

そういえば、

数年前、いつもボランティアに行っていた小学校で、

タグラグビーの授業をしていたのを見た。

そうか、なるほどあれは、

ワールドカップのためだったんだなぁと、

今頃気がついた。

実際にボールを触ったことで、あの子たちはきっと、

より楽しく観戦しているに違いない。

羨ましい。

 

最近、胸に迫ることが多い。

感動、同調、同情、

いろんな事に、感情が持って行かれる。

涙が出るという感じよりも、

体のど真ん中で重く感じている、という感じ。

私も年を取ったなぁ、

・・・なんて言うと殴られるな。

実際もう、いい年だ。

とうとう生を受けて半世紀を過ぎた。

年は取りたい。

経験値が増えるのは、武器になる。

でも、老いたくない。

と、まぁ勝手な目標に向かって、日々抗っている。

 

台風の被害がすさまじい。

水の力は、地球上で一番大きいのかもしれない。

当地も早々に避難指示が出た地域。

一日中、エリアメールが鳴っていた。

胸が痛い。もうあんな思いを誰にもして欲しくない。

なんとかならないだろうかと、

理系の我が子と映像を見ながら真剣に議論していた。

高床式で、水にも地震にも強い住居があればいいのに。

ライフラインを損なわない暮らしの場所とは?。

ライフラインそのものを見直した方が?

昔見た、未来を描いた漫画のような、

塔の上に丸い居住スペース。

パイプの中を通る、乗り物。

未来的で非現実的だと思っていたけれど、

あながち間違えていないのかもしれない。

でも、あれじゃ揺れには耐えられないのか?

 

ラグビー。毎試合、感動だ。胸がすく。

相方は昔からラグビーファンで、

面白さは聞いていた。

でも、我が子と同じような年齢の選手たちが

向かっていく姿を見ていると、

肩に力が入ってしまう。

相方と子ども(とっくに成人男子)は、

身を乗り出してじっと見ているし、

選手と一緒に、体が動いてしまっている。

痛そうでずっとは見ていられない。

で結局、後から録画でじっくり鑑賞して、一人で涙。

再放送でも録画でも、結果がわかっていても、

嬉しいし、感動するよねー。

ラグビーって、こんなに目が離せなくなるスポーツなのかー。

録画は完全保存版。しばらく楽しめる。

これはもう、録音したメジャーリーグの昔の試合を、

何度も聞いて思い出しているアメリカのおじいさんの心境。

ラグビーでビールが売れるのは、きっと、

応援での緊張を緩和するためなんだろうなぁ。

私も飲めば良いのかも?

 

そして、我が国のラグビー熱。

なんだか感動する。

ああ、こういうの良いなぁ。

みんな一緒に喜びを発散させるって、健康的だ。

ラグビーの精神がそうさせているのだろう。

武士道にも通じていて、日本人には

受け入れられやすいのだろうと推察しているのだけれど。

 

私個人的には、

ラグビー応援のニュースを見ていると、いつも、

「世界でいちばんつよい国」という絵本を思いだす。

世界で一番強いと言われる国が

次々と他国を侵攻していく中で、

最後に向かった国。

そこはなんと、軍隊を持たない国だった、

というお話。

最後の国はきっと、誰にとっても理想の国。

我が国もついに

その国になったのかもしれない、と思ってしまう。

そう考えると、感慨深い。

 

音楽を聞くときは基本、

歌詞はあまり聞いていないのだけれど、

スポーツシーズンの曲は歌詞が重視。胸に響く。

「馬と鹿」がラグビーの試合のラストでかかったら、

全員泣くよね~と、相方も言っていた。

試合前に「兵、走る」がかかったら、選手たちも、

わかってるさ。ゴールはここじゃない。走れ!進め!と、

エンジンがかかりそうだ。

 

でも、なぜか、私の頭に流れているのは、

大橋トリオさんの「つくる世界」

未来は君が作るんだよ~という、優しいメロディと歌詞。

屈強な選手たちが、

強くて優しい青年たちにしか見えないからなのかも。

 

さあ、新しい未来を作ろう。

ラグビーも、安全な世界も。

 

最後まで、そしてこれからもずっと、

応援し見届けよう。

あ、録画かもしれないけど、見届けます。

ラグビー最高。