あらためて、ふうらい主婦 

映画と美味と新しいモノ好きの相方と暮らす ふうらい主婦の徒然ブログ

思っていたのと違っていた、話。

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いつぞやの元旦の富士。

熱海からの帰りに撮ったものなので、

南側からみた感じ。

富士山って、良い形してるよねー。

 

関東に住んで25年。

生まれて24年間は実家の博多で、

一応、日本海側なので、

雪は毎年降っていたし、積もることもあった。

会社員時代、

会社の会議室の窓から

ビルの合間に小さな空が見えていて、

それがたまーに真っ青だったりすると、

あーなんでこんな良い天気なのに仕事しとるんやろ?

と、束の間眺めていたことも。

 

関東はとにかく、晴れが多い。

夏でも冬でも青空だ。

 

相方の転勤で関東に越してきて、

最初に住んだ借家の南の窓に

キレイなとんがり山が見えていた。

どーせ、なんとか富士とかいうやつやろー?

と、何気に毎日眺めていた。

 

引っ越したのが夏、

その山は全身チャコールグレー、

私の記憶の富士山はあれ↑だし、

あーまたをくーもーのー♪ってのは、

あんな地味な山じゃなかろー?

 

それから数か月後、

やっぱあれ、富士山やん?!

いわゆるデフォルトの富士山↑は、

冬の姿。

そりゃそうだ。

頭の白いのは、雪だわ!。

夏は雪がないので、チャコールグレー。

冬になると、↑より白が多くなることも。

あれは富士山に間違いないわ。

こんなに近くに見えるのか。

そりゃまぁ、ビックリしたわけで、

ここは関東なんだなぁと実感した瞬間でもあった。

 

関東の生活はとにかく、

暑さと、陽射しと、乾燥。

富士山がきれいに見えるということは、

とにかく寒くて、風が強い。

紫外線に弱い私は、年中日焼け止めが必要だし、

乾燥が酷いので、年中馬油を使う。

出産した翌年には、花粉症に。

関東は山に囲まれていて、

花粉は何処よりも多い。

赤ちゃんでも花粉症になってしまうほど。

私が花粉に反応したときはまだ、

巷も騒ぎ始めたところで、

薬も大量、対処療法だった。

 

関東は水が違うやろー?と言われる。

確かに、旅先なんかの一瞬の滞在だと、

あれ、水のせいか?この肌感?

と思うことがある。

でも実際に住んでいると、

水質は良いし、あまり問題はない。

むしろ、空気の乾燥の方がスゴい。

日本海側との違いは、

この乾燥した空気だ。

油断するとお肌がカサカサ。

水分補給なんて追い付かないほど。

今日も乾燥注意報だし。

 

青空を見上げると、

会社のビルの谷間から見上げていた

あの青空を思い出す。

まさか、あの頃の私は、

こんな場所で空を見上げているとは、

思いもしなかった。

馬油をスリスリ塗りながらだけど。

昔ふわーっと想像していた関東生活とは、

全然違うけど。

 

そういえば、同級生はみな、

私が東京に行くと言っていた。

絶対行くよねー、仕事バリバリやってそー。

勝手なことを言うもんだ。

それに、自分ではそんな気は全くなかった。

実際は、相方の転勤の結果だ。

それでも今、関東住み。

もはや、実家より長くなった。

自分でも思ってもみなかった私の未来を

予測したの、誰だったっけ?