映画『世界一キライなあなたに』を再び。
新しい時代になる前に
もう一度見ておきたいと思って、
4/30にアマゾンprimeで見た映画。
『世界一キライなあなたに』
邦題がピッタリあっているかどうか、
それはさておき、
本当に美しいお話。
心にとどめておきたいと思うストーリー。
天真爛漫だけれど、
周りの人の気持ちに寄り添う女の子、ルー。
天真爛漫さを失ってしまった、失意のウィル。
その二人の時間を描いた作品。
個人の尊厳という言葉を考えさせられたし、
何より、
相手の立場に立つことを考えるお話だった。
ただのラブストーリーかと思って見ていたら、
とんでもないラブストーリーじゃないかっ!。
と言うのが、最初に見たときの印象。
最後のウィルの手紙が、
本当に本当に温かくて、
裏腹の彼の態度と、
その後のルーの笑顔が相まって、
とても良いエンディング。
ウィルが望むルーの姿を
ルーはこれから生きていくんだなぁと、
見ている方が安心するラスト。
バッドエンディングに見えるけど、
いや、そうかもしれないけど、
でも、ラストシーンが良い。
エミリア・クラークもすごく可愛いんだけど、
サム・クラフリンの笑顔が良いんだよねー。
二人とも美しいスマイル。
私が印象的だったのは、
ルーのママがウィルの決めたことに対して、
怒鳴っているシーン。
母ならきっと、こう思うはずだ。
それぞれ、考え方が違って当たり前だもの。
ウィルとルー、
ウィルの両親、ルーの家族、看護スタッフ、
全員の喜怒哀楽全てが詰まった、
胸が詰まる映画。
どっちの気持ちも分かる。
経験上だけど。
だから個人的には、救われるお話だと思った。
自分がいなくなった後に、
誰かの役に立てたらどんなにいいだろう。
そんなことを考えてしまう。
おすすめです。