あらためて、ふうらい主婦 

映画と美味と新しいモノ好きの相方と暮らす ふうらい主婦の徒然ブログ

博多弁を思い出したい。

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実家の近く。

もう、昔の面影はないくらい変わったよね~。

 

帰省したいけど、できない。

 

今年初めて、

1年以上実家に帰っていない。

子どもの進路関係で家を離れられないので、

まぁ、仕方がないのだけれど、

年一で帰省していたリズムが、

初めて崩れた。

ショックではないけど、

妹家族が側に住んでいるので、

両親は特に心配しなくていいのだけれど、

やはり、育ったところの空気は

定期的に吸いたいなぁとは思う。

 

というわけで、博多の出身、

博多の、という芸能人は多いけれど、

ほとんどの方は、福岡市の出身で、

本当に博多区の方は、少ない。

というのは、地元だからわかることだ。

 

祭りは見るのではなく、参加。

博多どんたく、博多山笠、

血が騒ぐってやつだ。

女の子が出られるのはどんたくだけで、

男の子は山笠にも出られる。

今もそうなのかなぁ?

小さい頃は羨ましかったけどなぁ。

 

博多を離れて25年目、

とうとう、離れている方が長くなった。

実家そばには、

有名なショッピングモールがあるが、

私がいなくなってから出来た。

もつ鍋が流行り出した翌年に、

関東住みになった。

博多、ガンガン変わるよねー。

まだやっとるとー?ってくらい、

帰省毎に毎回、違った発見がある。

パワフルでポジティブな土地柄。

浦島太郎並みに、ビックリしてる。

 

 

ブラタモリの本。昔のことは知らないことが多い。

これで勉強。

 

実家を離れた人あるある。

 

そう、

方言が抜けてしまうよね~。

これ、本当に寂しい。

地元の家族や友人たちの口調に、

違和感を感じるようになってしまうのに、

自分が一番驚く。

そして、きっと、

私から博多弁が抜けているのに、

家族や友人たちが気づくだろうことが、

なんだか気恥ずかしくなる。

 

仕方がない、生活だもの。

 

外では博多弁が出ないように気を付けていたし、

子どもには標準語で話そうとしていた。

外では標準語が聞き取れないと、

学校に入ってからが大変だ。

あ、子どもは下町育ちなので江戸弁なのだけれど。

 

おまけに、

絵本の読みきかせのボランティアをしていた。

イントネーションがおかしくて内容が入ってこない、

というのは避けなければいけない。

無意識に矯正せざるを得なかったわけだ。

 

Come back!私の博多弁。

 

そして、それを終えたとき、

博多弁は完全に抜けていた。

イントネーションがわからん。

どうやったっけ?

相方は四国中国地方出身で、

途中、関西が長かったので、

関西弁よりの標準語だ。

おおきにぃ、が無意識に出るし、

値切る時は関西人になる。 

 

ああ、もう、戻れそうにない。

1年もしゃべってない。

電話も、母とたまにだし、

そこはもう、完全な標準語になっている。

 

かわいいと言われる方言なのに、

使えない悔しさよ!。