あらためて、ふうらい主婦 

映画と美味と新しいモノ好きの相方と暮らす ふうらい主婦の徒然ブログ

液体ミルク、いいなぁ。


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椎茸ひっぱがしたら、

顔が出てきた。

 

発売されたのかー。

液体ミルク。 

 

25年近く経つと、

いろんなことが変わってくるものだ。

粉ミルクが液体になるなんて。

便利なんだろうなぁ。

というか、

やはり災害時に、緊急用に、と、

用途が多いに違いない。

 

子どもが一人いるのだが、

完全粉ミルクだった。

母乳が出なかったのだけれど、

これには理由が、それも後から判明したのだけれど、

助産婦さんの知識の違いだった。

乳腺炎を起こすほどパンパンだったのに、

ひたすら温めてマッサージを指示された。

これが間違いだったらしい。

かなり高齢の助産婦さんだったゆえ、

私も完全に信用していたのだけれど、

その頃の常識では、この場合アイシング。

冷やさないと乳腺が開かないらしい。

今だったらネットで調べられた情報だけど、

その頃はそんなツールも無く、

母乳は2週間ほどで出なくなった。

 

ということで、我が子は粉ミルク育ち。

化学メーカー勤めの相方の同僚の薦めで、

日本ワイスのSMAというブランドのものを飲ませていた。

私は全く聞いたことが無かったけれど、

相方は「絶対これがいい!」と意気揚々。

今回いろいろ調べてみたのだけれど、

そのSMAが、

2000年にアイクレオという商号に変更になっていたらしい。

 

SMAを薦められた理由は、

母乳に成分が一番近いから、と言うことだった。

へぇ~そうなのか、というか、他のは違うの?

という漠然とした疑問はあったのだが、

育児ど真ん中では、疑問は取り残されがちなので、

調べたことは無かった。

 

で、このSMA、

どこでも売っているというものではなかった。

関東、それも23区内に住んでいたが、

たくさんある近所のドラッグストアの中でも

ある1店舗にしか置いていなかった。

ネットもアマゾンも無い時代は、

ひたすら店に足を運ぶしかない。

それも、在庫がいつも少なくて、

相方はそこを通るたびに、店を覗いて、

買ってきてくれていた。

外出時には粉ミルクを清潔な哺乳瓶に入れて、

水筒にお湯を入れて、という装備。

今頃は一回分ずつの個別包装ってのがあるのか・・・

便利だな、それ。

 

で、母乳に近かったのかはさておき、

子どもはちゃんと育った。

キチンと計量されたものを時間通りに飲ませていたので、

肥ることもなく授乳期を終えた。

それが関係するのかはわからないが、

とにかく寝付きの良い子だった。

夜間の授乳も生後1ヶ月後には無くなったし、

昼夜の区別がハッキリついていた。

あ、それは今でもそうかも。

三つ子の魂ってやつかな。

おやすみ3秒。うらやましい。

身長も、今は相方より15センチ高い。

成長期、和式布団で寝ていたのも要因の一つかも。

 

8年前の震災の時、

乳児のいる家のママが

「安全な水と熱源確保が大変でね」

と切実な話をしていた。

粉ミルクを持っていても、

安全なお湯を確保できないと、意味がない。

それは大変だ。困ったことがあったらすぐおいで。

頭数が多い方が知恵は増える。

先輩ママたちはちゃんと助けてくれるからね。

あの時は、隣町がホットスポットと呼ばれていて、

みんなが水の確保に奔走していた。

 

それを考えると、

液体ミルク、画期的だ。

おまけに、パパにも簡単に扱えるのは素晴らしい。

相方は、自分から乳が出ないのを悔しがっていたし。

 

我が子を守る。

パパ、ママ、頑張れ!。